「どこでもドア切符」発売に合わせ、山口と九州を2泊3日で回るハードなツアーを計画。

旅のスタートは、萩へ向かう。新山口駅からレンタカーで松陰神社へ行き、お参りをした後「旅酒」を購入。明治維新で活躍した多くの人たちが松下村塾で学んでいたかと思うと感無量だ。新山口駅まで戻る途中にある秋吉台までドライブ。緑の大地と白い石灰岩がどこまでも広がる絶景に感動した。新山口からは長崎まで新幹線に乗車。25年ぶりの長崎駅は、新幹線開業に向けて大規模工事中でかなり雰囲気が変わっていた。せっかく長崎に来たのなら、定番スポットの旧グラバー邸へ。ちょうど旧グラバー住宅は保存工事中で、ガイドブックの写真で知っている姿とは違っていたが、それはそれで貴重なのかもしれない。長崎からは、佐賀を経由し熊本に着いたのは夜遅くになっていた。熊本城は地震で被害を受け修復工事中。一日も早い完全復旧を願うばかりだ。

翌朝は、鹿児島中央駅まで向かい、レンタカーで東洋のナイヤガラと称される曾木の滝を目指す。滝の幅、高さは想像を超えたスケールで、流れる水の音は大迫力。旅酒のおかげで、また一つ素晴らしい景色に出会えたことがうれしい。鹿児島中央駅まで戻り、また列車に飛び乗り宮崎駅で高千穂の「旅酒」を買って大分までたどり着いた。早朝から夜遅くまでの強行軍だったが、計画通り順調な乗り継ぎができて一安心。

翌朝は別府からレンタカーで活動開始。あいにくの雨で、肌寒い日だったが、今日が最終日なので気合いを入れて出発。まず「旅酒」別府を購入。高速道路を30分ほど走り今日2本目の「旅酒」を購入。さらに阿蘇の旅酒を買いに小国町へ向かった。お店の方から福運パワースポットをめぐる三社参りを教えていただき、早速お参り。各所のスタンプを集めて児玉酒店へ戻ると、「お帰り」と迎えてくださり福銭を手渡してくれた。福銭を持つことで福運や金運がアップすると言われているそうだ。「良いことがあったら、福銭をお返しにきてください」との言葉をかけていただけた。福運に恵まれたら、必ずご報告に伺うつもりだ。別府へ戻る途中、阿蘇の絶品そばランチを堪能。食事を終えて店を出ると、行列ができていた。山の中にぽつんとあるお店だが、お蕎麦目当てに足を運びたくなるのもわかる。雰囲気も料理も格別だった。別府でレンタカーを返却後、列車に乗り換え門司港駅へ。目的は、一度は通ってみたかった関門海峡トンネル。九州と本州を歩いて自分の足で歩けるなんて不思議な感じだ。まっすぐなトンネル内を歩いていると、ここが海底50メートルの場所だと忘れてしまう。途中、福岡県と山口県の境が大きく示されている場所では、定番だが県境をまたいで記念写真を一枚。20分ほどで関門海峡トンネルを渡りきり、フェリーで門司へと戻ってきた。既に陽が落ちていて、門司港の夜景に向かって海を渡る気分は最高だった。九州最後の食事は門司グルメの代表、焼きカレーが食べたい。関門海峡の夜景を見ながら、熱々の焼きカレーを完食。今回の旅も、美味しい食べ物、美しい景色にたくさん出会えて幸せだった。

萩:松陰神社売店 長崎市・島原:吉田酒店 唐津:竹八 高千穂:野崎漬物 薩摩:なりざわ 

別府:白菊ホテル 湯布院:ゆふいん道の駅 阿蘇:児玉酒店

島原温泉は、長崎県の島原市にある温泉地で、長崎空港から島鉄バス、レンタカーを利用すると便利です。所要時間は約2時間です。島原半島には、島原温泉の他に小浜温泉、雲仙温泉があります。島原市は「水の都」とも呼ばれていて、市内の湧水群は国の名水百選に認定されています。

島原の旅酒は、「HOTEL シーサイド島原」で購入しました。旅酒の醸造元「山崎本店酒造」は創業 1884 年の老舗蔵で、代表銘柄に「まが玉」があります。
今回の旅は、島原温泉街にある海鮮料理が自慢の温泉旅館「海望荘」に宿泊して、海の幸をはじめ、郷土料理の「具雑煮」などを地酒と共に堪能しました。「具雑煮」は、美味しんぼにも掲載されています。また、デザートは、島原の伝統的スイーツ「かんざらし」をいただきました。「かんざらし」は、白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜や砂糖などで作った特製の蜜をかけたものです。口の中でとろけそうな上品な甘みと喉越しのよさが人気の素朴な郷土の味となっています。
また、旅館の温泉は源泉 100%掛け流しで、泉質が炭酸泉のため肌に気泡がまとわりつきますが、これこそ本物の温泉と実感できます。

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旅のメモ
【島原温泉の特徴】
・泉質:炭酸水素塩泉、泉温:40度、効能:美肌効果

【HOTEL シーサイド島原】
・住所 島原市新湊1-38-1
・営業時間 24 時間

【海望荘】
・住所 島原市下川尻町45
・日帰り入浴 10:00~20:00