二人とも初めての沖縄県。関西空港発の直行便で石垣島へ。空港についてすぐ「旅酒」を購入し、夕食は石垣牛を選んだが、予約でいっぱいで待ち時間がかなりあるとのこと。テイクアウトの焼き肉弁当を注文し、ホテルで荷物整理をしながら食べることにした。柔らかであっさりとしたお肉がぎっしり入って、かなりお値打ち。味も最高で、あっという間に完食した。

翌朝は早周り離島巡りツアーに参加。石垣島から西表島で仲間川マングローブツアー用のボートに乗り換える。ガイドの解説を聞きながらジャングル探検の気分が味わえた。ここでしか体験できないツアーで、おすすめだ。マングローブを見たあとは、由布島へ。三線の音色を聞きながら、水牛車に揺られながら海を渡るのは、ここでしか体験できない。20人ほどを乗せて、健気に牛車をひっぱる水牛の姿に心を打たれた。島の自然を体感した後は、竹富島経由で石垣島に戻ってきた。ポイントを絞って離島を回るコースだったが、自然を満喫できたよかった。夜、沖縄本島へフライト。国際通りまで「旅酒」の受け取りに行き、沖縄のソウルフード「ポーたま」を購入。全国展開を是非お願いしたいぐらい美味しかった。

翌日はレンタカーで首里城、海中道路、残波岬を巡った。海中道路は両サイドがエメラルドグリーンやブルーの海で、気持ちよく走ることができた。途中で立ち寄った道の駅で食べた「もずくの天ぷら」もサクサク、もちもちで絶品。最終日は沖縄の伝統・文化のテーマパーク、おきなわワールドを訪ねた。まず国内最大級の鍾乳洞からスタート。永い時間をかけてできた神秘的な空間は見事だった。迫力あるエイサーの演舞で心を揺さぶられた後、沖縄の文化を知ろうと機織りに挑戦。本格的な機織りは初めてだったが丁寧な説明で、15分ほどで「いつ(五)の世(四)までも末永く」と五と四の柄を組み合わせた伝統的なミンサー織りのコースターが完成した。沖縄の思い出として大切に使っている。

石垣島:石垣市特産品販売センター空港店 沖縄:おきなわや

「八重山村」は、石垣島の中心部の繁華街にある人気居酒屋です。石垣島の郷土料理を味わえるお店で、いつも地元の島人(しまんちゅ)で賑わっています。
こちらのお店は、20 年程前に八重山諸島巡りをした時にも利用しており、久しぶりの再訪となりました。メニューも豊富ですが、「石垣牛のバラ焼き肉」と「イカ団子」がお勧めです。

今回は、旅酒の蔵見学でお世話になった玉那覇酒造の御主人を思い出しながら「玉の露」をいただきました。「玉の露」は、製造から瓶詰に至るまでの全工程にご夫婦が携わっていることから「夫婦酒」とも言われています。

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旅のメモ
【居酒屋 八重山村】
・住所 沖縄県石垣市美崎町12-2
・営業時間 17:00〜24:00(LO22:30)

玉那覇酒造所は、沖縄県の石垣島にある創業1912年、八重山最古の酒蔵です。酒蔵は、石垣島の中心街から歩いて15分程度、細い路地の住宅街にあります。最初は地図を頼りに蔵に向かいましたが、途中で道に迷い2~3度蔵に電話をしてやっと辿り着きました。
丁度、造りの工程で手を離せる時間帯でしたので、蔵見学をさせていただきました。今でも「直釜式蒸留」にこだわり昔ながらの製法で泡盛を製造されています。旅酒は店頭で販売されており、蔵見学後に旅酒を購入しました。代表銘柄は「玉の露」です。
私が旅酒購入第 1 号のお客様でしたが、ご主人いわく、「石垣島まで来る人はそう多くないでしょう」と。

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旅のメモ
【玉那覇酒造所】
・住所 石垣市字石垣47
・営業時間 10:00~17:00