新千歳空港からレンタカーでスタート。初夏の爽やかな空気を感じながら、快適なドライブ。「北の国から」のロケ地を見学し、美馬牛駅近くで宿泊。部屋からは十勝岳連峰と緑の大地が広がり、北海道のスケールに感動。「青い池」までは車で20分ほどの距離なので、早起きして朝食前に出かけた。まだ観光客はまばらで、青い池を静かに見ることができた。おいしい朝食の後は、美瑛、富良野の観光王道コースを巡りながら、白樺並木の間を抜けて旭岳の麓で宿泊。珍しい泉質の温泉にゆったり浸かり癒やしの時間を過ごした。3日目は札幌を通り越し、お寿司を食べに一気に小樽まで移動。大将が握る絶品お寿司に舌鼓。お腹が大満足になったところで、小樽運河あたりを散策し、札幌へ向かい宿泊。北海道の最終日は、大通公園のトウモロコシ、時計台、北海道大学など定番スポットを巡った。

札幌・小樽・函館:ホクレンふうど館(小樽)

「独酌三四郎」は、旭川の繁華街、三六街から少し離れた場所にある創業昭和21 年の老舗居酒屋です。店内の番屋風の太い梁は見事で、どこかノスタルジックな雰囲気が漂うお店です。「孤独のグルメ」で紹介され、人気も全国区になっています。
お通しは、今も昔も変わらない「酢大豆」で、店の看板メニューは女将さんが腕によりをかけて作る「ニシン漬け」が名物です。また、お酒の熱燗は、鉄の什器を直接炭火にかけて燗付けしています。

今回は、男山酒造の見学を終え、旭川の郷土料理と「男山」の熱燗で一杯やりました。「独酌三四郎」は、店名のとおり一人で飲んでも包み込んでくれるような居心地の良さがある居酒屋です。(旅酒は、酒蔵編の旅酒50番「札幌・小樽・函館」で前述しています。)

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旅のメモ
【独酌三四郎】
・住所 北海道旭川市2 条通5丁目左7
・営業時間 17:00~22:30

男山酒造は、北海道の旭川市永山にある創業1887年の老舗蔵です。酒蔵まではJR旭川駅から路線バスを利用すると便利です。所要時間は約30分です。酒蔵には「男山酒造り資料館」が併設されており、館内には江戸時代の貴重な資料や文献、酒器が展示されています。入館料は無料です。また、試飲と売店コーナーもあり、見学後に北海道の旅酒(純米酒・本醸造酒)を購入しました。

今回の蔵見学で、男山のルーツが私の生まれ故郷である兵庫県の伊丹であることが分かりました。伊丹の有名な酒蔵は「小西酒造」で、小学生時代に小西酒造の創設者が開いた道場「修武館」に剣道を習いに行っていました。

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旅のメモ
【男山酒造り資料館】
・住所 旭川市永山 2 条7-1-33
・営業時間 9:00~17:00