【地酒コラム – 連載中】第8話 お酒の会での心得

2020/12/29
実際に酒蔵まで出向くとなると時間とお金がかかりますので、
お酒の会などのイベントを活用するのは効率的かつ経済的です。
蔵人たちがひとつの会場に集まりますので、この方が効率よく蔵元を巡って行けます。

お酒の会には、グループで参加すると単なる飲み会になってしまいますので、
極力、ひとりで参加して蔵元の人達との会話を楽しむようにしています。
最初のうちは遠慮してなかなか話しずらいこともあるかと思いますが、
回を重ねていくうちに顔見知りになり、定期的にお酒の会で再会するのが楽しみになってきます。

特に、飲食店と酒蔵がコラボしてお酒の会を開催しているイベントがお勧めです。
この形式ですと、飲食店側からすればお酒に会う一番のつまみを用意し、
蔵元はその肴に合うお酒を準備していますので、お酒と料理のマリアージュを間違いなく堪能できます。



 

イベントで顔見知りになり、改めて旅行等でその土地に行った際には
蔵見学をお願いできるようにつながりを作っておくことも大切です。


追記 ~ 全国各地の地酒を愉しむ
全国各地で造られているお酒は、気候風土が異なれば、その味わいも千差万別です。
次回以降のコラムでは、全国各地の地酒の特徴、旅酒の蔵元、その土地の食文化について郷土料理などを交えながらご紹介していきたいと思います。