【地酒コラム – 連載中】第25話 ふる里の地酒を愉しむ~栃木編

2021/09/15
関東地方では最大の面積を誇る栃木県ですが、県内には39もの酒蔵があります。
県内では多くの酒蔵が南部杜氏や越後杜氏を招いて酒造りを行っていますが、近年では若手を中心にした新世代による酒造りも盛んに行われています。それ故に、栃木のお酒の味わいは多岐にわたっています。

佐野市にある旅酒の蔵元、第一酒造は創業以来340年余りの歴史を持つ県内最古の酒蔵です。
また、佐野市は「水と緑と万葉の町」と称され、古くから酒造りの町として知られています。代表銘柄の『開華』は、瓶詰めして湯煎したのち冷水で急冷する「瓶燗瞬冷」製法で造られたお酒です。
佐野と言えば、ご当地ラーメンの「佐野ラーメン」が有名ですが、青竹で麺打ちされたコシの強い平麺とあっさりした醤油味のスープが特徴です。

   



また、栃木県と言えば、日光や鬼怒川温泉などの観光名所がたくさんありますが、旅酒は“東京の奥座敷”と呼ばれている鬼怒川温泉街でも販売されています。
鬼怒川温泉は古くから火傷に対する効能があると言われており、「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」とも称されています。

温泉街の路地裏にはホットケーキが人気の和風喫茶「珈琲茶屋 珈香和(COCOWA)」などがありますので、温泉街の散策とあわせて喫茶店でひと休みされてはいかがでしょうか。