全国の旅酒巡りをはじめる前に2週間程かけて全国制覇の戦略を練りました。
ガイドブックに2~3 回目を通し、いかに効率よく全国の旅酒を巡れるかという視点で52 ヶ所の旅酒を次の3つのグループにセグメントしてみました。
まずは、一度の旅で2ヶ所(同一県内で2ヶ所、及び隣接県)制覇できるエリアはどこかを書き出しました。対象エリアは以下の通りです。
同一県で2ヶ所は、北海道、福島、神奈川、大分、沖縄でした。
また、隣接県、つまり 2 ヶ所が動線になっている都道府県(エリア)として、日光→浅草、富山→新潟、京都→滋賀、香川→徳島、島根→鳥取、岡山 兵庫、仙台→山形、最後に岩手→青森→秋田でした。
このプランだと13回の旅で26ヶ所の旅酒を巡ることが可能であり、全体の半分を消化できると考えました。
また、第2のグループとして、私が住んでいる鎌倉(神奈川県)を拠点に日帰りで行けるところを書き出したところ、 東京、千葉、埼玉、 神奈川、栃木、茨城、群馬、静岡、山梨など関東甲信地方が9ヶ所あり、前述のダブルで旅酒をゲットできるエリアと合わせると全体の約7割を消化できる目途が立ちました。
残り3割のエリアは、大都市圏(大阪・名古屋・福岡 )、並びにその他の地方都市となりますが、このエリアについては、個別に計画を立てることにしました。
以上のような計画を立てて実際まわった結果、約8ヶ月で全国制覇を達成することができました。最後のステージでは、コロナウイルスの影響で旅を自粛する気持ちにもなりましたが、間延びすると今までの緊張感が緩むような気がいたしましたので、ここは一気にゴールを目指し東北(岩手・青森・秋田)を攻めました。今振り返れば、よく8ヶ月という短期間で全国を効率よく回れたなぁとつくづく実感している次第です 。
それでは、全国の旅酒巡りの工程を次のブログから温泉地、酒蔵、居酒屋、鉄道(呑み鉄)編に分けて 、エピソードも交えながらご紹介していきたいと思います。