夜行バスで、早朝松本に到着。松本駅近くから上高地まで直通で結ぶ10時過ぎのナショナルパークライナーを予約していたので、出発までの時間を使い「旅酒」を買いに出かけた。上高地は最高の天気で、雄大な山々を見ながら、新鮮な空気を胸いっぱい吸うと気分がすっきり。遊歩道が整備されているので、山歩き経験が無くても安全に歩くことができた。今回の旅のお目当ては、7年に1度のご開帳中である善光寺。日中の混雑を避け、夜間に参拝することにした。翌朝、ホテルでライブカメラ中継を見たが、まだ朝早い時間にもかかわらずかなりの混雑だった。夜間参拝で混雑を避けておいてよかった。長野駅からレンタカーで草津温泉を目指し出発。長野からしばらくして小布施で観光。コンパクトな町の中は、名産の栗を使ったお店が多い。栗どら焼き、栗ご飯、モンブランなど、栗好きにはたまらない。中でも一番だったのは、老舗栗菓子のお店が手がける喫茶店のモンブラン。今までで食べた中で間違いなく一位だ。栗の風味が口の中に広がり、栗をそのままいただいているかのよう。シンプルなモンブランだが、栗本来の甘みをいかしていて、小布施でしか食べられない絶品モンブランだった。栗ご飯をお弁当に買って、途中横手山で休憩。山の景色と澄んだ空気の中で、栗ご飯を頬張った。珍しいスカイレーターとリフトを乗り継いで、山頂へ到着。展望台からは志賀高原の山々が広がり素晴らしい眺めだった。今回の宿泊は草津温泉。草津のシンボル湯畑まで散策した後は、ホテルでのんびりと温泉に浸かり旅の疲れを癒やした。
翌日は長野駅まで戻るコース。前日の快晴から変わり、一日中雨。ドライブルートに八ッ場ダムがあり、立ち寄った。放流中との案内があり、ダムの下までエレベーターで降りた。他のダムとは異なり、水しぶきがかかるぐらいの距離で大迫力の放流を見ることができた。ダムの資料館も併設されており構造を学ぶことができる。世界遺産の富岡製糸場の見学をしてから長野に戻り、名古屋経由で帰宅した。
安曇野・白骨温泉:逸品舎 草津:ホテル一井