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はじめに

新型コロナの影響で足かけ5年かかったが、旅酒全国完全制覇達成の日を迎えた。
「旅酒」をきっかけに、夫婦共通の趣味である旅に更なる楽しみが増えた。
見知らぬ土地にも「旅酒があるなら行ってみよう」と思うようになった。
「旅酒」が日本中の素敵な場所を教えてくれた気がする。
当初は、お互いに不規則な勤務をしており、休みを合わせるだけでも一苦労。
何ヶ月も前から休みを調整しながらだったので、全国制覇は厳しいだろうと思っていた。
だが、コレクションが徐々に増えていくにつれ、全国制覇の夢が芽生えた。
計画では2020年前半に達成の予定だったが、新型コロナ感染拡大により感染状況を見ながら長期計画に変更を余儀なくされた。
行動制限が解除されてからは、少しずつ旅に出かけることにした。
感染対策には細心の注意を払い、常時マスク着用、丁寧かつこまめな手洗い及び手指消毒、旅行中の体調管理はもちろん、列車移動は自由席を優先利用し、他の乗客との距離確保に努めた。
宿泊先の感染予防ガイドラインもチェックし、食事は混雑する時間を避けるよう努めた。
無事達成できて安堵している。

 

達成までの道のりを思い返し、経緯をまとめた。
 旅の目的地を決めたら、まず情報収集。
ベストシーズンはいつか、どうやって行くか、現地での移動手段、旅酒販売店の情報など「旅に出たくなる地図(帝国書院)」と時刻表を広げてプランを練った。
車でまわる場合は、一日の走行距離やタイムスケジュール、休憩を兼ねて買い物も楽しめる道の駅やSA等の情報も確認。
運転は日没までを目標にし、安全で快適なルート作りを心がけた。
ルートが決まれば、旅酒販売店に在庫確認の電話を入れ、可能であれば取り置きをお願いした。
どのお店も快く取り置きに応じていただけ、ありがたく思っている。

2017年4月 「9番 彦根」「46番 京都」

近江八幡と彦根で花見を楽しんだ後、偶然入った酒屋さんで珍しいお酒に目がとまった。
お店の方から、「旅酒」といって全国共通のラベルで、それぞれの土地の酒蔵が発売していると説明を受け、興味が湧いた。
いただいた旅酒のチラシに、翌日の目的地である京都と、翌月計画していた日光があり、「旅の思い出に一本ずつ買い足したら楽しいかも」と、軽い気持ちで一本目を購入した。
翌日、京都に寄って、早速二本目を購入し帰路についた。

彦根:酒売処林屋 京都:くらまアスティ京都店

2017年5月 「1番 日光」

 久しぶりの日光。
いろは坂、華厳の滝の観光スポットを巡ってから、日光東照宮へ参拝。
陽明門は平成の大修理を終えたばかりで、色鮮やかで荘厳。
まるで芸術作品のような彫刻、細工に時を忘れて見入る。
この日は春季例大祭で流鏑馬神事が行われていた。
疾走する馬上から矢で的を射る姿は大迫力だった。
東照宮近くで名物のそばを堪能し、日光の旅を締めくくった。
日光:日野屋酒店

2018年6月 「50番 札幌・小樽・函館」

 新千歳空港からレンタカーでスタート。
初夏の爽やかな空気を感じながら、快適なドライブ。
「北の国から」のロケ地を見学し、美馬牛駅近くで宿泊。
部屋からは十勝岳連峰と緑の大地が広がり、北海道のスケールに感動。
「青い池」までは車で20分ほどの距離なので、早起きして朝食前に出かけた。
まだ観光客はまばらで、青い池を静かに見ることができた。
おいしい朝食の後は、美瑛、富良野の観光王道コースを巡りながら、白樺並木の間を抜けて旭岳の麓で宿泊。
珍しい泉質の温泉にゆったり浸かり癒やしの時間を過ごした。
3日目は札幌を通り越し、お寿司を食べに一気に小樽まで移動。
大将が握る絶品お寿司に舌鼓。
お腹が大満足になったところで、小樽運河あたりを散策し、札幌へ向かい宿泊。
北海道の最終日は、大通公園のトウモロコシ、時計台、北海道大学など定番スポットを巡った。
札幌・小樽・函館:ホクレンふうど館(小樽)

2018年6月 「4番 宮島」「10番 松山・道後温泉」

JRの「松山・広島割引切符」を利用し、宮島厳島神社へ参拝。
いつ見ても赤い鳥居は迫力がある。
広島市内で友人夫婦と久しぶりの再会を果たし、その日は広島市内で宿泊。
翌日は呉港から高速艇に乗り四国松山へ到着。
まずは、人気スポットの道後温泉へ。
シンプルだが歴史を感じさせる湯船につかりほっと一息。
温泉の後は、商店街を散策。
いろいろな種類のみかんジュースが販売されており、飲み比べを楽しんだ。
ランチは愛媛の郷土料理である宇和島鯛飯の名店へ。
新鮮な真鯛の刺身にだし汁、生卵をかけて食べたが、これが絶品。
再び訪れる機会があれば、もう一度食べたくなる美味しさだった。
宮島:もみじ本陣 松山・道後温泉:道後お土産センター絣屋本店

2019年2月 「42番 伊勢志摩」

伊勢神宮参拝切符で令和奉祝ムードに沸く伊勢志摩へ。
まずは伊勢神宮で参拝。
一歩入ると、ピンとした空気に包まれ、心が穏やかになっていく。
伊勢神宮が特別な場所だと実感する。
お参りの後は、おはらい町を散策。
通りには何軒か酒屋さんがあり、一軒目では塩をアテに日本酒を一杯。
二軒目では「おかげさま」という名前に惹かれ一杯。
外宮駅前にバスで移動すると、三重県内の銘品を扱うセレクトショップの店内に立ち飲みエリアを発見。
三重県の地酒3種セットをオーダー。
以前から気になっていたお酒を良心的な価格で味わえて最高だった。
伊勢志摩:高橋酒店

2019年6月 「48番 姫路城・竹田城」

JR姫路駅構内の立ち飲みへ。
JAZZが流れる店内には兵庫県内の酒蔵から約300銘柄ものお酒がずらりと並ぶ。
お酒にはすべて番号が振られているので、好きな数字でオーダーしても良し、ラベルデザインで選んでも良し。
今まで知らなかったお酒と出会えるかもしれない。
お酒の情報を書いたコレクションカードがいただけるので、自分なりの評価をメモしておくのも楽しい。
少量サイズなので、ついつい何種類も飲み比べしたくなる。
姫路城・竹田城:試

2019年9月 「29番 富士山・富士五湖」「32番 箱根」「38番 伊豆」

JR三島駅近くで車を借り、山中湖へ。
「旅酒」購入のため道の駅で休息をとった。
無料で利用できる足湯があり、間近に雄大な富士山を楽しめるそうだが、この日はあいにくのお天気で心の中で富士山を想う。
翌日は、「旅酒」箱根を求めて仙石原へ。
すすきが見頃の時期で、近くの駐車場に車を止め、風に揺れるススキの中をのんびりと歩いた。
壮大な景色を楽しんだ後は、箱根の山を一気に下る。
箱根三島スカイウォークに立ち寄り、日本一長い吊り橋に挑戦。
渡り始めは微妙な揺れと高さに足がすくんだが、途中からは駿河湾と日本一の富士山を眺める余裕ができた。
やはり何度見ても富士山の姿は美しい。
途中、ご当地グルメ、みしまコロッケを食べに地元で人気のお店に立ち寄った。
サクサクの衣にホクホクの芋で美味。
今夜の宿に向かうルート上にある世界遺産「韮山反射炉」を見学。
すぐ近くの茶畑に上ると展望台があり、反射炉と富士山を同時に見渡せた。
時間の関係で断念したが、茶畑では茶摘み体験ができるそう。
次回はぜひ体験したい。
伊豆高原のホテルは、緑に囲まれた隠れ家のような建物。
ラウンジにワインなどのフリードリンクが用意されており、ゆったりと過ごせた。
金目鯛と静岡のブランド牛「あしたか牛」の夕食をいただき、温泉に浸かって気持ちよく滞在できた。
最終日は修善寺方面へ。
天城越えで有名な「浄蓮の滝」を見た後は、おそばの名店へ。
水がおいしい土地のお蕎麦が美味だ。
わさびの三杯漬けを初めて食べたが、ほのかにわさびの辛みがあり、箸休めにぴったり。
お店の方に作り方を教えてもらい、自宅で挑戦。
日本酒との相性はバッチリだった。
富士山・富士五湖:道の駅すばしり 箱根:ローソン箱根仙石高原店 伊豆:ルネッサ赤沢

2020年1月 「31番 越後」 「45番 立山黒部宇奈月」 「17番 博多」

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」をフルに使い、長距離移動で旅酒集めに挑んだ。
この切符は、JR西日本全線と、智頭急行、宮島フェリー、新幹線、特急列車も含め乗り放題になりかなりお得だ。
早朝、新潟県を目指し出発。
新大阪まで新幹線に乗り、サンダーバードに乗り換え。
北陸新幹線に乗って上越妙高駅で「越後」を入手。
名物の笹団子と、新潟限定販売のサラダホープを購入。
再び北陸新幹線で折り返し、黒部宇奈月温泉駅で途中下車。
隣接する観光案内所内のお土産屋で「立山黒部宇奈月の旅酒」を購入。
建物2階からは黒部から富山湾までの地形がよくわかる巨大立体ジオラマが見下ろせ、見所をきれいな写真カードにしたものが用意されていた。
列車の時間ギリギリまで、黒部の自然を学びながら過ごした。
次は金沢駅で下り、シンボルの鼓門から駅構外へ。
圧倒的な存在感と美しいカーブの門をしばし見上げた。
最終目的地は博多。
長距離移動だが、金沢で手に入れた冬の味たっぷりの駅弁と、車窓を流れる景色を見ていたらいつしかまぶたが重くなった。
帰省客が行き交う博多駅構内でこの日3本目の「旅酒」を入手。
帰路、大好物のお好み焼きのために広島駅で下車。
総移動距離2100キロにもなったが、天候に恵まれて列車遅延もなく順調な旅だった。
越後:さくら百嘉店 黒部:のわまーと 博多:おみやげ本舗博多

2020年3月 「33番 紀州・高野山」 「23番 飛鳥」

青春18切符で、和歌山と奈良に出かけた。
この時期の海南駅構内には、約1000体の雛人形がずらっと展示される。
表情や衣装が少しずつ違っており、自分の好きなお顔の雛人形を探すのも楽しい。
海南駅前からバスで黒潮市場へ行き、「旅酒」を購入。
海産物や梅干しなどを購入した後、海南駅に戻り次に向かったのは奈良。
由緒ある橿原神宮へ参拝。
日本書紀で日本建国の地と記されている橿原神宮は、厳かな雰囲気に包まれていた。
玉砂利の音が凜とした空気に広がり、背筋が伸びる。
近鉄大和八木駅前のかしはらナビプラザで「旅酒」を購入した。
紀州・高野山:黒潮市場 飛鳥:かしはらナビプラザ物産コーナー

2020年3月 「44番 瀬戸大橋」 「26番 吉野川」 「35番 倉敷」

青春18切符で岡山駅から瀬戸大橋を渡って四国は高松駅へ。
春の瀬戸内海は、穏やかでキラキラ光る海を瀬戸大橋から眺めているとあっという間に四国に上陸。
早朝出発だったので、朝食は讃岐うどんに決定。
やさしいお出汁で完食。
高松駅から列車を何度か乗り換え、徳島線で阿波山川駅へ向かう。
よしの川ブルーラインの愛称どおり、吉野川に沿って走っていく。
旅酒販売店の美郷物産館までは少し離れているので、事前にタクシーをお願いしておいた。
吉野川の「旅酒」は、名産の梅酒。
それぞれの地域、酒蔵によってお酒の種類が異なるのが、旅酒の魅力といえる。
JRの本数が少ないので、時間が気になり早々に阿波山川駅に戻った。
日帰り旅の最終目的地は、倉敷。
ハードスケジュールだったので、倉敷駅への乗換駅である岡山駅までは無理をせず、アンパンマン列車の特急に乗車。
岡山駅からは普通電車で倉敷駅へ向かい、駅構内で3本目の「旅酒」を購入し帰路についた。
瀬戸大橋:四国ショップ88 吉野川:美郷物産館 倉敷:おみやげ街道倉敷

2020年3月 「43番 加賀・金沢」 「37番 越前」

青春18切符で、金沢と福井を目指す。
1週間前の四国とは違い、北陸地方はまだ真冬。
金沢駅からバスでひがし茶屋街へ移動し、事前に取り置きをお願いしておいた「旅酒」と、お店お勧めのお酒を購入。
その後、気になっていたきんつば屋さんへ。
季節限定の「桜きんつば」がお目当てだ。
雪混じりの雨が降り真冬の寒さだったが、和菓子のおかげで春を感じることができた。
金沢から再び列車に乗り込み、福井駅へ向かう。
駅前では大きな恐竜モニュメントがお出迎え。
さすが恐竜王国とも言われる福井だと思いつつ、帰りの時間が気になるので急いで越前の「旅酒」を購入。
夕方になり、冷え込みが厳しくなったため恐竜モニュメントの写真は諦めて暖かい車内に戻った。
加賀・金沢:ひがしやま酒楽 越前:越前酒乃店はやし

2020年4月 「34番 知多」 青春18切符

青春18切符を利用し、愛知県日帰り旅行を計画。
事前に、販売店の酒の文化館に在庫確認の電話を入れると、新型コロナの影響で閉館中とのこと。
事情を伝えると、旅酒ならと特別にご用意いただけることに。
心遣いに感謝して半田へ向かった。
JRに沿って咲く満開の桜を愛でながらの贅沢な旅となった。
初めて降り立った半田駅は歴史的建造物である跨線橋があり、内部の壁は木造だった。
小学校の木造校舎を思い出し、懐かしい感じがした。
半田は蔵のまちともいわれており、味噌や酢、お酒も有名とのこと。
いつかゆっくり散策してみたいと思った。
※跨線橋は2021年6月に撤去となった。
知多:酒の文化館

2020年9月 「27番 桂浜」 「3番 松江・出雲」 「39番 鳥取砂丘」

今回は、四国と山陰のドライブ旅。
まずは、高知のソウルフードで人気の「いも天」が食べられるお店へ直行。
揚げたてでサクサクの衣の中から、ほくほくのお芋。
衝撃的なおいしさだった。
ランチは高知名物鰹のたたき。
たっぷりのニンニクで食欲が増す。
観光名所のはりまや橋を見てから坂本龍馬像が立つ桂浜へ向かった。
高知市内から30分ほど車を走らせ、清流仁淀川のほとりにある道の駅で宿泊。
和紙の体験や機織り体験ができる体験型の施設だ。
お風呂には薬草が入っており、心も体もじんわりと癒やされた。
ディナーは旬の素材を使った本格的なフレンチで、感動的なおいしさだった。
翌日は、しまなみ街道を通り、途中の島々を観光しながら広島へ。
夕食はもちろんお好み焼き。
翌日は、広島から出雲大社までのコース。
途中、三次ワイナリーの看板を見つけ、立ち寄ることにした。
車なので当然試飲はできないが、お店の方の説明とラベルに誘われて国産ワインを購入したあと、休憩を取りながら出雲大社へ夕方到着。
参拝客が落ち着いた時間帯だったこともあり、ゆっくりとお参りできた。
出雲駅近くで「旅酒」を購入し、翌日の運転に備え早めにホテルで疲れをとることにした。
 最終日は、鳥取砂丘経由で自宅までの少々長い運転。
前半は宍道湖を左に見ながら走り、途中からは日本海に沿ってひたすら走る。
3時間の運転で鳥取砂丘に到着。
以前来たときは冬の夜で、砂丘の全景が見られず残念な記憶しか無かった。
今回は砂丘全体をみたいと思い少し高い位置にある砂丘センターに車を止め、リフトで砂丘へ下りていくコースを選択。
わずか5分程度だが、砂丘までの空中散歩が楽しめた。
事前に取り置きをお願いしていた「旅酒」を受け取って帰宅した。
桂浜:黒岩観光みやげセンター 松江・出雲:アトネスいずも 鳥取砂丘:砂丘センター見晴らしの丘

2020年10月 「22番 萩」 「19番 長崎市・島原」 「21番 唐津」 「25番 高千穂」 「41番 薩摩」 「8番 別府」 「2番 湯布院」 「15番 阿蘇」

「どこでもドア切符」発売に合わせ、山口と九州を2泊3日で回るハードなツアーを計画。
旅のスタートは、萩へ向かう。
新山口駅からレンタカーで松陰神社へ行き、お参りをした後「旅酒」を購入。
明治維新で活躍した多くの人たちが松下村塾で学んでいたかと思うと感無量だ。
新山口駅まで戻る途中にある秋吉台までドライブ。
緑の大地と白い石灰岩がどこまでも広がる絶景に感動した。
新山口からは長崎まで新幹線に乗車。
25年ぶりの長崎駅は、新幹線開業に向けて大規模工事中でかなり雰囲気が変わっていた。
せっかく長崎に来たのなら、定番スポットの旧グラバー邸へ。
ちょうど旧グラバー住宅は保存工事中で、ガイドブックの写真で知っている姿とは違っていたが、それはそれで貴重なのかもしれない。
長崎からは、佐賀を経由し熊本に着いたのは夜遅くになっていた。
熊本城は地震で被害を受け修復工事中。
一日も早い完全復旧を願うばかりだ。
翌朝は、鹿児島中央駅まで向かい、レンタカーで東洋のナイヤガラと称される曾木の滝を目指す。
滝の幅、高さは想像を超えたスケールで、流れる水の音は大迫力。
旅酒のおかげで、また一つ素晴らしい景色に出会えたことがうれしい。
鹿児島中央駅まで戻り、また列車に飛び乗り宮崎駅で高千穂の「旅酒」を買って大分までたどり着いた。
早朝から夜遅くまでの強行軍だったが、計画通り順調な乗り継ぎができて一安心。
   翌朝は別府からレンタカーで活動開始。
あいにくの雨で、肌寒い日だったが、今日が最終日なので気合いを入れて出発。
まず「旅酒」別府を購入。
高速道路を30分ほど走り今日2本目の「旅酒」を購入。
さらに阿蘇の旅酒を買いに小国町へ向かった。
お店の方から福運パワースポットをめぐる三社参りを教えていただき、早速お参り。
各所のスタンプを集めて児玉酒店へ戻ると、「お帰り」と迎えてくださり福銭を手渡してくれた。
福銭を持つことで福運や金運がアップすると言われているそうだ。
「良いことがあったら、福銭をお返しにきてください」との言葉をかけていただけた。
福運に恵まれたら、必ずご報告に伺うつもりだ。
別府へ戻る途中、阿蘇の絶品そばランチを堪能。
食事を終えて店を出ると、行列ができていた。
山の中にぽつんとあるお店だが、お蕎麦目当てに足を運びたくなるのもわかる。
雰囲気も料理も格別だった。
別府でレンタカーを返却後、列車に乗り換え門司港駅へ。
目的は、一度は通ってみたかった関門海峡トンネル。
九州と本州を歩いて自分の足で歩けるなんて不思議な感じだ。
まっすぐなトンネル内を歩いていると、ここが海底50メートルの場所だと忘れてしまう。
途中、福岡県と山口県の境が大きく示されている場所では、定番だが県境をまたいで記念写真を一枚。
20分ほどで関門海峡トンネルを渡りきり、フェリーで門司へと戻ってきた。
既に陽が落ちていて、門司港の夜景に向かって海を渡る気分は最高だった。
九州最後の食事は門司グルメの代表、焼きカレーが食べたい。
関門海峡の夜景を見ながら、熱々の焼きカレーを完食。
今回の旅も、美味しい食べ物、美しい景色にたくさん出会えて幸せだった。
萩:松陰神社売店 長崎市・島原:吉田酒店 唐津:竹八 高千穂:野崎漬物 薩摩:なりざわ  別府:白菊ホテル 湯布院:ゆふいん道の駅 阿蘇:児玉酒店

2020年12月 「11番 横浜」

仕事で神奈川県に出張。
横浜は何度か来たことがあり、時間があれば久しぶりに思い出の場所を訪ねたかったのだが、またの機会に。
せめて横浜の雰囲気だけでもと、中華ディナーをいただいて帰宅した。
横浜:東急ハンズ

2021年9月 「47番 仙台」「7番 磐梯」「52番 郡山」「13番 銀山温泉」「20番 平泉・花巻」「6番 田沢湖・角館」「16番 奥入瀬十和田湖畔」

今年の夏休みは、東北に決定。
仙台へ飛び、レンタカーと新幹線を組み合わせながらゴールの青森まで東北6県を一気に回ることにした。
仙台ではお目当ての「村上もち店」のづんだ餅。
枝豆の薄皮を丁寧に洗い流しているので、なめらかで口当たり。
緑豊かな東北大学構内のベンチで頬張った。
今までで一番おいしいづんだ餅だった。
また仙台を訪れた時には、必ずもう一度食べようと思う。
その後は、松島まで足を延ばし松島湾の遊覧と、瑞巌寺を訪ねる定番コース。
仙台駅に戻り、晩ご飯は仙台名物の牛たん弁当。
感染対策のため、お弁当をホテルで食べることにした。
食後のデザートはずんだシェーク、仙台づくしの晩ご飯となった。
翌日は郡山から旅をスタート。
福島の旅酒二種類を購入後、会津若松城、サザエ堂を観光し、山形で宿泊。
途中、道の駅で米沢牛ローストビーフ丼をいただいた。
翌日は、まず山寺から。
約1000段もの石段を登るのは大変だったが、一段登るごとに煩悩が消えていくと聞き、黙々と上を目指した。
何とかたどり着いたあとの景色は格別だった。
この日は大正天皇の御休息用に使われた記念殿が公開中で、特別な場所から絶景を眺めることができた。
山寺から銀山温泉へは果物で有名な天童市を通る。
観光果樹園やカフェが多く、甘いもの好きにはたまらないエリアだ。
そのうちの一軒を選び、旬のフルーツがふんだんにのったパフェを食べることにした。
どれも美味しそうで、どれにしようかかなり悩んだ末に、ブドウと桃をチョイス。
一口食べた瞬間、新鮮なフルーツのおいしさにびっくり。
行列ができるのもうなずける。
果物の旬ごとに行きたいぐらい絶品だった。
銀山温泉で旅酒を購入した後、鳴子温泉経由で古川に宿泊。
3日目は、中尊寺へ向かった。
金色堂は、きらきらと輝くイメージをしていたが、螺鈿の細工や ただただ素晴らしい。
昼食はつきたてのお餅ランチ。
柔らかくおいしいお餅を6種類の味でいただけた。
ずんだ、ショウガ、黒ゴマどれもすべてがおいしい。
満腹になった後は、花巻温泉で旅酒を買って。
盛岡で宿泊。
夕食は盛岡グルメの冷麺で締めた。
4日目はみちのくの小京都、角館から。
風情ある武家屋敷通りを歩き、お昼は名物の稲庭うどん。
つるつるとしたのど越しで、最高だった。
旅の疲れがたまっていたため、無理をせずに早めに鹿角のホテルへ向かった。
いよいよ東北最終日。
楽しみにしていた奥入瀬渓流からスタート。
木々の鮮やかな緑と苔の濃い緑、水の流れる音、すべてが癒やしだ。
ゆっくりと散策しリフレッシュした後は十和田湖経由で弘前に向かう。
スイーツに目がないので、アップルパイの食べ比べは絶対に外せない。
これまで色々なアップルパイを食べてきたが、弘前のアップルパイは初めてだ。
アップルパイガイドを見ながら、一軒目へ。
サクサクの生地とリンゴの甘みが口の中で広がって、一瞬で弘前アップルパイのとりこになった。
続けて2店舗を回り、食べ比べ。
時間が許せば、もっと食べたかったが残念。
青森空港でソウルフードの青森味噌カレー牛乳ラーメンを食べて、東北の旅を締めくくった。
仙台:セブンイレブン仙台中央4丁目店 磐梯&郡山:笹の川ショップ 銀山温泉:大正ろまん館 平泉・花巻:ホテル紅葉館 田沢湖・角館:角館こだわり蔵 奥入瀬十和田湖畔:ホテル十和田荘

2021年11月 「12番 秩父長瀞」「14番 浅草」「36番 水戸・大洗」

 初めて乗る西武鉄道。
車窓から富士山を見ながら秩父へ。
旅酒と一緒に郷土料理「みそポテト」を初めて購入。
甘辛い味噌だれが絡まって、絶品。
夜、浅草に移動し、東京の旅酒を購入。
翌日は、成田山新勝寺に向けて朝早くに出発。
節分の日に必ずニュースで登場する成田山新勝寺に以前から参拝したいと思っていた。
境内には公園が整備されていたが、足を伸ばす人は少なく静かに散策ができた。
お昼ご飯は、豪華にうなぎ。
店先でうなぎを捌く職人さんの華麗な手さばきは実に見事。
無駄がない動きに見とれていたら、お待ちかねのうな重が登場。
香ばしくフワッとしたうなぎと、熱々の肝吸いは、本当においしかった。
パワーをつけたところで、水戸まで列車で長時間移動。
梅の名所偕楽園を訪ねたのち、水戸駅で旅酒を購入し、今回の旅は終了とした。
秩父長瀞:祭りの湯 浅草:あづま橋四方酒店 水戸・大洗:おみやげやプラム水戸

2022年4月 「18番 高山」

青春18切符を利用し、まず岐阜駅へ。
岐阜から高山まではバス移動。
駅前で旅酒を購入後、前回断念した酒蔵を巡りに行った。
いくつもの蔵が徒歩圏内にあり、歴史ある町並みを歩きながら飲み比べを楽しんだ。
味わいある町並みを歩きながら何軒も酒蔵にお邪魔し、お酒に対する思いやお勧めのお酒や、自分の好みなどお話をしながら試飲させていただいた。
酒蔵ごとの個性が感じられて、日本酒の奥深さを実感。
試飲で気に入った日本酒と酒粕をお土産に帰宅した。
高山:さくら井や
2022年4月 「40番 キタ・ミナミ」 大阪高槻の壽酒蔵へ。
この酒蔵は大阪で最初に地ビールを醸造し、今では地焼酎も製造していると伺った。
高槻は京都と大阪の中間の位置にあり、江戸時代は城下町として賑わっていたため、古い町並みが残っている。
春から秋にかけて、敷地内で日本酒やビールが楽しめる「クラノミ」イベントを開催しているとのこと。
風情が残る町並みぶらりとしながら、また酒蔵を訪ねたいと思った。
キタ・ミナミ:壽酒造直営所

2022年6月 「24番 安曇野・白骨温泉」「28番 草津」

夜行バスで、早朝松本に到着。
松本駅近くから上高地まで直通で結ぶ10時過ぎのナショナルパークライナーを予約していたので、出発までの時間を使い「旅酒」を買いに出かけた。
上高地は最高の天気で、雄大な山々を見ながら、新鮮な空気を胸いっぱい吸うと気分がすっきり。
遊歩道が整備されているので、山歩き経験が無くても安全に歩くことができた。
今回の旅のお目当ては、7年に1度のご開帳中である善光寺。
日中の混雑を避け、夜間に参拝することにした。
翌朝、ホテルでライブカメラ中継を見たが、まだ朝早い時間にもかかわらずかなりの混雑だった。
夜間参拝で混雑を避けておいてよかった。
長野駅からレンタカーで草津温泉を目指し出発。
長野からしばらくして小布施で観光。
コンパクトな町の中は、名産の栗を使ったお店が多い。
栗どら焼き、栗ご飯、モンブランなど、栗好きにはたまらない。
中でも一番だったのは、老舗栗菓子のお店が手がける喫茶店のモンブラン。
今までで食べた中で間違いなく一位だ。
栗の風味が口の中に広がり、栗をそのままいただいているかのよう。
シンプルなモンブランだが、栗本来の甘みをいかしていて、小布施でしか食べられない絶品モンブランだった。
栗ご飯をお弁当に買って、途中横手山で休憩。
山の景色と澄んだ空気の中で、栗ご飯を頬張った。
珍しいスカイレーターとリフトを乗り継いで、山頂へ到着。
展望台からは志賀高原の山々が広がり素晴らしい眺めだった。
今回の宿泊は草津温泉。
草津のシンボル湯畑まで散策した後は、ホテルでのんびりと温泉に浸かり旅の疲れを癒やした。
翌日は長野駅まで戻るコース。
前日の快晴から変わり、一日中雨。
ドライブルートに八ッ場ダムがあり、立ち寄った。
放流中との案内があり、ダムの下までエレベーターで降りた。
他のダムとは異なり、水しぶきがかかるぐらいの距離で大迫力の放流を見ることができた。
ダムの資料館も併設されており構造を学ぶことができる。
世界遺産の富岡製糸場の見学をしてから長野に戻り、名古屋経由で帰宅した。
安曇野・白骨温泉:逸品舎 草津:ホテル一井

2022年 「30番 石垣島」「5番 沖縄本島」

二人とも初めての沖縄県。
関西空港発の直行便で石垣島へ。
空港についてすぐ「旅酒」を購入し、夕食は石垣牛を選んだが、予約でいっぱいで待ち時間がかなりあるとのこと。
テイクアウトの焼き肉弁当を注文し、ホテルで荷物整理をしながら食べることにした。
柔らかであっさりとしたお肉がぎっしり入って、かなりお値打ち。
味も最高で、あっという間に完食した。
翌朝は早周り離島巡りツアーに参加。
石垣島から西表島で仲間川マングローブツアー用のボートに乗り換える。
ガイドの解説を聞きながらジャングル探検の気分が味わえた。
ここでしか体験できないツアーで、おすすめだ。
マングローブを見たあとは、由布島へ。
三線の音色を聞きながら、水牛車に揺られながら海を渡るのは、ここでしか体験できない。
20人ほどを乗せて、健気に牛車をひっぱる水牛の姿に心を打たれた。
島の自然を体感した後は、竹富島経由で石垣島に戻ってきた。
ポイントを絞って離島を回るコースだったが、自然を満喫できたよかった。
夜、沖縄本島へフライト。
国際通りまで「旅酒」の受け取りに行き、沖縄のソウルフード「ポーたま」を購入。
全国展開を是非お願いしたいぐらい美味しかった。
翌日はレンタカーで首里城、海中道路、残波岬を巡った。
海中道路は両サイドがエメラルドグリーンやブルーの海で、気持ちよく走ることができた。
途中で立ち寄った道の駅で食べた「もずくの天ぷら」もサクサク、もちもちで絶品。
最終日は沖縄の伝統・文化のテーマパーク、おきなわワールドを訪ねた。
まず国内最大級の鍾乳洞からスタート。
永い時間をかけてできた神秘的な空間は見事だった。
迫力あるエイサーの演舞で心を揺さぶられた後、沖縄の文化を知ろうと機織りに挑戦。
本格的な機織りは初めてだったが丁寧な説明で、15分ほどで「いつ(五)の世(四)までも末永く」と五と四の柄を組み合わせた伝統的なミンサー織りのコースターが完成した。
沖縄の思い出として大切に使っている。
石垣島:石垣市特産品販売センター空港店 沖縄:おきなわや

2022年11月 「49番 房総」

 ついに最後の1本だ。
千葉県の旅酒は1年以上空白であったが、2ヶ月前に復活。
晴れて完全制覇の日を迎え足取りも軽く、最終目的地君津へ向かう。
東京駅から1時間少々バスに乗り、バスターミナルから徒歩10分で販売店に到着。
お土産やレストラン、入浴施設もあり、大きな施設だった。
落花生や干物、魚介類が豊富で、あれこれ見て回るだけでも楽しい。
お昼はやはり海鮮をチョイス。
お腹を満たしてから、最後の「旅酒」を買いに行った。
旅酒集めをスタートしてから5年、新型コロナの影響で旅の断念を覚悟したこともあったが、大きなトラブルもなく無事に52本目を手にし、喜びと感謝の気持ちでいっぱいだ。
今夜は、最後の「旅酒」で全国制覇の祝杯をあげよう。
房総:四季の蔵
 完全制覇の旅を終えた今、充実感でいっぱいだ。
日本全国を実際に巡り、素晴らしい名所、景色に癒やされ、いっそう旅が大好きになった。
旅番組で私たちが行った場所が紹介されるたび「楽しかった」「また行きたい」と会話も弾むようになったと思う。
 駆け足になってしまった旅先も多々あるので、時間ができたらもう一度ゆっくりと全国を訪ねたいと思っている。
 最後に。
無事に全国制覇ができたのは、全国の酒蔵、販売店、おもてなしの心で迎えてくれた方々、そして、全国を巡るきっかけを作ってくれた株式会社旅酒。
すべてのご縁のおかげだ。
感謝を申し上げて私たちの旅行記とする。