居酒屋や酒屋で知らない日本酒の銘柄を見つけると、 あれもこれもと呑みたくなる日本酒大好きな私。 しかし問題が一つ。 私はお酒に強く無いのです。 たくさん呑めないからこそ、より一層日本酒を楽しむために始めたのが、 「酒蔵を訪れて、酒蔵名や日本酒の銘柄入りのお猪口を集める」こと。 日本酒を呑むとき、お猪口や平杯、グラスなど、酒器や口当たりで日本酒の味の感じ方は変わるもの。 それと同じではないけれど、呑む日本酒と同じ酒蔵名や銘柄の入ったお猪口を使い、 目でも楽しむ日本酒の呑み方があっても良いのではないでしょうか。
この名入りのお猪口、そのほとんどが酒蔵でしか購入できません。 (お猪口の販売をしていない蔵も沢山あります。) 実際に酒蔵を訪ね、酒蔵のある風景や空気を楽しみ、 蔵の雰囲気や蔵の方との会話から自分好みの日本酒を選ぶ。 そして日本酒とお猪口とともに帰路につく。 旅の思い出の詰まったお猪口で呑む日本酒は格別で、 呑んだ後も、お猪口を手に取ることで、旅した酒蔵やその土地を思い出す。 旅の数だけ並んだお猪口を眺め、 次の酒蔵への旅の計画を肴に日本酒を呑むのもまた楽しいものです。 日本酒はもちろん、どんなお猪口に出会えるかも楽しみに 酒蔵へと旅に出てはいかがでしょうか。