【地酒コラム】がんばっぺ福島

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2021/03/22
笹の川酒造

福島県郡山市で250年酒造りをしている酒造
東日本大震災から10年、震災当日こちらの笹の川酒造も被害にあった。

煙突は上部が崩れ落ち、蔵の壁が一部崩壊。
貯蔵タンクは傾き蒸気配管の破断、洗瓶機のラインのずれ、商品の破損600本あまり。
建築資材の不足、従業員で瓦礫を撤去し生産体制が整っても取引先が被災しており、出荷できない状態が続く。

そんな中でも郷土ふくしまの為にやれる事をやろうと、
避難者に甘酒を配り様々な復興応援策を展開。

・復興義援金付き「笹の川純米酒」
・涼風花さんがデザインした義援金付き商品「甘にごりなお酒花明り」
・東日本大震災復興応援ソング/aveの「福の歌」とコラボした「笹の川純米福の歌」

焼酎やウイスキーの生産でも有名で福島の地元のカボチャを使ったカボチャ焼酎、梅酒、そしてモロコシを主原料とした白根万歳の開発。

郷土愛のかたまりのような酒造


『笹の川』の由来は、
古来酒々と呼ばれた日本酒。
どんなに強い風にも負けないしなやかな笹のような蔵元でありつづけます。

日本人の一人一人の心に歴史として刻まれた震災

後世に伝えていく為に私たちができることは沢山あります。

その一つに國酒である日本酒を飲むこと。

伝統文化として、日本人の心をこれからもたくさんの方々と酌み交わしたい。

献杯。