【地酒コラム】日本清酒発祥の地、奈良へのいざない~飛鳥・橿原神宮

Instagramはこちら→
2021/06/04
いにしえの都、奈良県・飛鳥。
大阪から電車に揺られること1時間弱で、古代ロマンの入り口の飛鳥駅に降り立つ。

明日香を巡るには、駅前にあるレンタサイクルが便利。風の吹くまま、気の向くまま、ペダルを漕ぐ。石舞台古墳やキトラ古墳、飛鳥大仏のある飛鳥寺など、見どころはいっぱい。軽く回って半日、じっくりなら1日。広い空の下、時の息遣いを感じることができる。

  

  



ぐるりと飛鳥を巡った後は、レンタサイクルの返却がてら足を延ばして橿原神宮前駅へ。
ここには大和三山のひとつ、畝傍山に抱かれるように橿原神宮と神武天皇陵があるので、時間が許すなら是非立ち寄りたいところ。

  



そのすぐ近くには旅酒23番”飛鳥”を醸す、喜多酒造がある。
奈良は日本清酒発祥の土地で、古くから南都諸白として歴史上の多くの人に愛飲されてきた酒どころ。現在は28の蔵が、それぞれの特徴を生かした酒造りを行っている。

  



大阪阿部野橋と吉野を結ぶ観光特急・青のシンフォニーの車内では、沿線の橿原・葛城・御所・吉野にある酒蔵の日本酒が提供(現在コロナの影響で休止中)されていて、旅の前後に味わえるのもお楽しみのひとつ。
今回は、旅の思い出に浸りながら、旅酒23番と共に帰路につこう。


   

 近鉄・観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」車内にて