【地酒コラム – 連載中】第19話 ふる里の地酒を愉しむ~大分編

2021/06/09
総面積の約7割を森林で覆われる大分県ですが、気候も地域によって異なり複雑です。北部は日本海型の気候で冬場は気温が低く、中部は内陸型で比較的天気が良く、西部は山地型と内陸型で冬の寒さも厳しく、南部は南海型で県内では最も温暖な気候となっています。

  


大分と言えば、麦焼酎のイメージが強いですが、古くから日本酒の名産地でした。現在、県内には35の酒蔵がありますが、麦焼酎と日本酒の製造を兼業している酒蔵が多く、大分のお酒は淡麗甘口の味わいが特徴です。
旅酒の蔵元、八鹿酒造は創業以来140年以上続く歴史ある酒蔵で、日本酒に焼酎、リキュールを醸造しています。日本酒の代表銘柄に『八鹿』が、麦焼酎にはユニークなネーミングの「銀座のすずめ」があります。


大分の代表的な郷土料理には「りゅうきゅう」、「とり天」、「だんご汁」、「鶏めし」が、海の幸では「関サバ・関アジ」、「城下かれい」があります。お勧めの居酒屋は、大分の県庁街にある「こつこつ庵」、別府温泉街にある「チョロ松」で、共に郷土料理と地酒を堪能できるお店です。
また、大分県は各地に温泉が分布する日本有数の地熱地帯で、代表的な温泉地に源泉数・湧出量が日本一の“温泉のデパート”「別府温泉郷」、“別府の奥座敷”「由布院温泉」、ぬる湯で長くゆったり浸かれる「長湯温泉」などがあります。

「温泉王国」大分の湯巡りに加えて、新鮮な海の幸と郷土料理に地元の日本酒・焼酎を堪能されてはいかがでしょうか。