青森と言えばりんごの産地で有名ですが、良質の米と清らかな水、冷涼な気候を兼ね備えた、全国に誇れる銘酒の産地でもあります。また、三方を日本海、津軽海峡、陸奥湾、太平洋に囲まれていますので、四季を通じて新鮮な海の幸を堪能できます。 現在、県内には26の酒蔵がありますが、清冽な吟醸酒・純米酒造りが主流で、青森のお酒は澄んだ味わいが特徴になっています。 青森の旅酒は、おいらせ町にある創業1889年の老舗酒蔵「桃川」が醸造元で、道の駅「奥入瀬ろまんパーク」内の観光物産館「四季彩館」で販売されています。 また、パーク内には桃川酒造と同じ奥入瀬川の伏流水を仕込み水に使用した「奥入瀬ビール」の工場とレストランが併設されています。のどごし爽快な「奥入瀬ビール」はアジア・ビアカップで金賞を受賞しており、施設内でピルスナー、ダークラガー、ピルスナーとダークラガーをブレンドしたアンバーラガー、ヴァイツェンの4種類を味わえます。
また、少し足を延ばすと、八甲田山中に「酸ヶ湯温泉」や「蔦温泉」などの有名な温泉地もあります。 居酒屋は、青森市内では「ふく郎」、八戸では「ばんや」がお勧めで、いずれも青森の新鮮な海の幸や郷土料理、地酒を堪能できます。ブナの木が緑に映える新緑の季節に奥入瀬渓流の美しい景観と地ビールを堪能されてはいかがでしょうか。